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2006年11月の記事

2006年11月29日 (水)

編んだり、織ったり。

最近、編み物と織物を 趣味としております。

編み物は前から好きで(好きと上手は激しく違いますが)
ちょこちょこやってたけど、織物は始めたばっかり。
まんが日本昔ばなし(アニメ史上に残る傑作)
鶴が自分の羽を入れて織ってたアレです。

作るのは鶴と違って
マフラーとかランチョンマットだけども。

なぜか子どもの頃から
あの とんからかーん、ってゆうのに憧れていて
やってみたいとずーっと思ってたのだけど、
でっかい機械を必要とする
特殊技能のように考えてたのですよね。

ほら鶴ってばそのために
ひと部屋占領しちゃってるし。

けどどうやら私のように「やってみたい」
人が世の中にけっこういたらしく、
現在は「卓上織り機」とゆう家庭で使えるものがありまして。

その存在を知って 即購入し、
ついでに習えるところを探しあて、
織物教室に通い始めたのが先月のはなし。

これがやたらめったら楽しい。

朝10時から午後3時までひたすらぱたぱたしてるのが
なぜか楽しくてしょーがない。
卓上とは言っても51×62cmのMy織り機を
画板用のでっかいバックに入れて
えっちらおっちら地下鉄乗るのも まったくもって苦になりませぬ。

そんな地味作業のどこが楽しいのか理解しかねる、
とダンナ(仮)は言うけれども
できることならこれを仕事としたいくらい。って
今の状況で言い過ぎだこれわ。

まずは人様に差し上げられるものを
作れるようになるのが当面の目標であります。
それでもっていずれはネットショップを開いて、

なんて夢っつーか無謀っつーか。

まーとにかく今はね、
家でもたくさん織りたいなと。 織っていこうと。
思ってるわけですけれども、
ひとつ大きな障害がございます。

糸が好きにゃ。

 
呼んだかにゃ?



  
ジャマされるのは覚悟してましたけどね、
ここまで激しくアタックかけてくるとは。

るん毛入り織物、いずれ発売です。
いりませんか?そうですか。
 
追記であります。

2008年1月17日、
ちょーしに乗って織物ブログを立ち上げてもーた。
織美絵びより。
作ったものを世間様にさらしたり
手作りについて書いたりしております。
よろしければお越し下さいませ。
 

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2006年11月19日 (日)

音楽のある生活。

ちょいと贅沢なお買物をしてしまいました。
近ごろ盛んにCMしている、SONYのネットジューク!
Run061119

届いたにゃ。

 

 
音楽を直接ため込んで管理できるHDDコンポ。
機械類は「壊れるまで使う」を基本姿勢としておりまして
なんの問題もなく使えるコンポを買い換えるなど言語道断、
なのですが。

前々から増え続けるCDやMDには
多少辟易してました。
「あれ?あの曲どのCDに入ってたっけ?
そしてそのCDはどこだっけ?」
ってな状況が頻繁に発生してまして。
片付けベタを暴露してますな。いやーお恥ずかしい。

パソコンに音楽を取り込むのはやっぱり音がイマイチ。
HDDコンポなら問題解決するかなー、
でも安い買物じゃないし… って迷ってましたが
私よりよっぽど音楽好きなダンナ(仮)は
もっともっと欲しがっておりました。

機械類買うの大好き、ついでに事前のリサーチ大好き、
なダンナ(仮)の調査に基づき
もうすぐSONYからネットジュークの新製品が出るのではないか?
と予測したのが数ヶ月前のこと。
じゃあ新製品が出たら買うの検討しましょ。
ってお蔵入りになってて、とうとう発売になったのが今回のコレ。

ダンナ(仮)はネットジュークの公式サイトを見ては
欲しい思いを募らせていたようで。
新製品発売を知りその思いは頂点に達してしまったようです。
私もまぁ、それで生活が快適になるのなら買ったろうじゃないの、と
発売日にすぐさま購入してしまいました。

で、実際使ってみたら
すごぉぉっくいいの、これ。

なんたって「おまかせチャンネル」。
【飛行機の中で聴く音楽チャンネル】
をコンセプトとしていて、取り込んだ曲を
イメージごとに自動で分類してくれるこの機能、
予想以上の心地よさ。
“カフェ”やら“パーティタイム”やら気分で選べば
アーティストもアルバムも問わず
シャッフルして流してくれるのがとても楽しい。
最近めっきり聞かなくなってたアルバムの曲なんか
「お?こんなにいい曲だっけ。」って新鮮な驚きが感じられます。

“スローライフ”聴きつつ、
趣味の編物や織物して猫とたわむれて…
なんてやってるととっても幸せ。

パソコンみたいな見やすい画面がついてて
聴きたい曲を選ぶのも簡単。
ラジオを録音したら
おしゃべり部分と曲部分を分けてくれたりとか、
今聴いてる曲と同じ年代の曲を
ボタンひとつで次々聴けたりとか、
120%文系人間にはいったい何をどうやっているのやら
さっぱり分からない高機能で
ネットジュークの開発者さんにはまったく頭が下がります。
そして仕組は分からずとも結果を楽しめる現代に生まれた自分万歳。

ひとつだけ注文をつけるなら(ぜーたくだ)
CDとCDの音量の差がなければもっといいのにな。
古いCD(例えばバービーとか…)って音が小さくて
ほかのとシャッフルして聴くと急に音量が下がっちゃう。

ともあれネットジュークが来てから
我々のライフスタイルがちょこっとお洒落になりましたよ。

“おはようタイム”で目覚めて
“朝のおすすめ”聴きながら身支度。
天気のいい日は“ファインデイ”、
雨の日には“レイニーデイ”、
“おやすみタイム”を聴きながら眠りにつく、
と来月の電気代がちっと心配なくらい使い倒してます。

最近は週に1度、
ツタヤの安い日にCD借りまくるのが楽しみ。
目についたCDばんばん借りてばんばん入れて、
それでも残り1000時間くらい入るんだなぁ。
そのうえこのコンポ、タイトルを自動取得してくれる。
ネット経由でCDのタイトルはもちろんのこと
曲名まできちんと入るから管理がひじょーにラクなのです。

しかし借りたものばかり入れてて
「手持ちのCDを整理する」
という当初の目的を果たしていないことにふと気が付きました。
面白くてちょっとはしゃいでしまいました。
でもそんな自分がちょっとだけ好きだ、
とか思ってるうちはCD整理なぞできないかもしれませぬ。
 
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2006年11月 9日 (木)

猫まっしぐら。

愛猫家さんは愛しい猫ちゃんのご飯に
工夫を凝らしていらっしゃるようです。
中には牛肉やマグロのお刺身とか。

そんな中、るんのご飯はキャットフード。ほとんどオンリー。

るんと暮らすにあたって情報をかき集めた時、
“プレミアムキャットフード”というものを知りました。
栄養バランスを考えて作ってある、
ちょっとお高めのキャットフード。

自分で食事作ってもいいけど
ちゃんと栄養取れるようにするのはとってもタイヘン。
プレミアムキャットフードなら
猫の健康にもよし、
飼い主も助かる、と。

それじゃあそれにしようかなぁ、と
るんのメインご飯は決定されたのでした。
あげてみるとこれがホントに楽々。るんも健康でいいことずくめ。
 
…なんだけど、

この「楽」っていうのがちょっと罪悪感をそそるんだよなぁ。
これって単なる手抜きかなー、と。
まぁマグロのお刺身なんてむしろこっちに寄こせ。
くらいなので却下としてせめておやつを色々あげて…

と思ったらダンナ(仮)に反対されました。

昔飼ってたワンちゃんに人のご飯をあげてたら
ドッグフードを食べなくなっちゃった。ので、
味を覚えてガマンするより最初から知らないほうがよいのだ!と。
それもそうかなぁ、とも思って
でもなんだかやっぱり悪い気もして
週に1度は猫缶を!
と主張し実践していたのであります。

けど、るんって他のメインクーンより小さい気がして。
おとなのメインクーンって毛がもっとふっっさふさで立派。
成長途中とはいえ、いいんだろうか。
それにご飯を残すことも多い。
これには食事に厳しいダンナ(仮)もちょっと心配顔です。

やっぱりキャットフードだけじゃいけないのかなぁ。
 
そんなるん君、
先日ワクチンを打ちに病院に行きました。
暴れることなく注射もすみ、
健康を確認してもらって一安心。
最後に体重を量ってもらったのですが。

「えーと、6.1kgですね~」

あ、そうですか…あの、標準くらいですか?

「そうですね~」

あ、小さくはないんだ。よかったよかった、と
思ってましたらお医者さまが。

「少ぉし、肉づきいいかなって感じもしますけどね~」
 

・・・。
 
なにおう??

痩せ過ぎを心配してたのに

ちょっとぽっちゃり気味、ですと??
 

「猫ちゃんって、思ったより食べないんですよ。
うちの子は食が細いと思ってご飯をあげすぎると
太っちゃうんですよね~」
 
心当たり、ありあり。
 
「この骨格ですから太ってるってことは無いですけどね、
6.5kg以上にならないようにしてあげて下さい」

あと400gしか太れないぢゃん。
 

猫にとっての400gって大きいのかもしれないけども
イメージとしては1度の食事で上下する重さ。

…400gですか、そうですか。

それに。6.5kgが限度って、
生後1年の今のるんにとっては、なのよね。
メインクーンは成長しきるのに3年ほどかかる。

ってことはこのまま順調に行くと
やっぱり7-8kgにはなるってことで
ここで太ったりしちゃうと
10kg超の危険もあるってことで
でもるん君ってばおんぶが大好きだから
引き続きおんぶし続けるとみごと
ぎっくり腰なんて危険も高いわけで。

それ以来わたくし、
おやつ!おやつ!と騒がなくなりました。
愛するるんの健康のため
(および私のぎっくり腰防止に)

太らすわけにはいかんのじゃっ。

そんなわけで最近は
いつもと違うキャットフードをたまに手であげる、
というコソクな手段でお茶を濁しています。
ご飯、当たってないんかい?ってくらいの
がっつきっぷりを見せるのでちょっと不憫ではありますが、
そこは心を鬼にして。

そんな私の愛は果たして彼に通じているのでしょうか。Run061109  


どうでもいいから
これ、開けてくれにゃい?

…どうも通じてないみたいです(泣)。
 
追記。
昨日、るんをおんぶしたまま体重計に乗りました。
自分だけの体重ではないとは言え「ぎゃ~!!」と叫んでしまう数字であった。
で、判明したるんの現在の体重、

6.4kg。

はい!あと100g!!
…どうしたもんかのう。
 

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2006年11月 1日 (水)

ライブそのⅢ、綾戸智絵。

向井くんのライブに行った、次の次の日。
今度は綾戸智絵さんのライブに行って参りました。

このチケット、親からのもらいものでして。
「綾戸智絵のコンサート、行く?」
「あー、もらえるんなら行くー」って軽いノリで行っちまいました。
後から綾戸さんのライブチケットは日本一手に入りづらい
という話を聞いてちょいと申し訳ない気分。

仕事帰りにダンナ(仮)と待ち合わせ。
奇しくも向井くんライブと同じ駅。
2日前とは反対方向に進みながら
同じくライブに向かう方々を観察。
向井くんの時と比べて年齢層が お・と・な、です。
うちらってばなんか背伸びしちゃってるぅ、
なんて思ったりしたものの実は年齢的には全く問題なく、
そー言えばうちらってば意外に大人だった。
と気付いた頃に今回の会場 Kitaraが見えて参りました。

でかい。

Kitaraに行くのは数年ぶり。
2日前の小さなライブハウスのイメージが沁みついた身には
一瞬札幌ドームかと錯覚してしまうほどの巨大さ。

中に入ってもそのゴージャスさに驚愕。
軽く正装した人々に混じり
バーカウンターで購入したビールを飲みつつ、
SUSUKINO810を思い返しては「…ここ、どこ??」
と異邦人の気分を味わっているうちに開演時間となりました。

席は1階、遠からず近からずのなかなかいい位置です。
椅子に腰かけ、
今日は足の痺れを気にしなくてよいことを喜び
かつ戸惑いながらしばし待っていると
ピアノだけが置かれたステージの上に
綾戸さん、元気いっぱいに登場。
テレビで見たまま、ちっちゃくて細くて、でもとってもパワフル。

「まいどー」
…って、お笑いライブを見に来たんだっけか。

終始、その調子で進んで行きました。
1曲歌ったらトーク!
もう1曲歌ってまたトーク!

ご本人が
「我慢できないんですわー」
って言うだけあって、しゃべるしゃべる。
さすが大阪人
(大阪の人はみな面白い、という偏見を持っている)、
たっぷり笑わせて頂きました。

綾戸さんが電車から降りてホームを歩いていた時、
電車の中からファンらしき女性が声を掛けたそう
にしていたので わざとゆっくり歩いていたら、

ドアが閉まる直前に
「…うえとあやさん!」

そして電車は行ってしまい、取り残される
あやどちえさん。

周囲の「何、上戸彩?いるの?」
って視線が痛かった、ってな話とか
(そーいえば私も言い間違えたことある…)

オーラの泉に出演した時、
美輪明宏さんに
「ジュディ・ガーランドはお好き?」って聞かれて
まぁまぁ好きなのに
「はい~!」って言ってしまった。

さらに「じゃあ、“Alone Together” 歌うわよね?」って言われて
またまた「はい~!」と言ってしまい、

ま、毎回ライブに来るわけじゃないし

…と思ってたら

「綾戸さん、私、
行かなくても何を歌ったか分かるのよぉぉ」

って言われてそれ以来毎回歌ってる、ってな話とか。
(そりゃ歌わざるを得ない)
 
話も面白かったけど歌声の素晴らしさは言うまでもなく。
Kitaraはもともとクラシック向きのホールだから
音が素晴らしくよく響く。
その中を綾戸さんの歌声が響き渡って
癒されすぎて寝そうな勢い。
トークで目が覚めたけど歌が続いたらちょっと危なかったな。
途中でギターの男性が登場して
ギターと歌、っていうのもまたよい感じでした。
ピアノより少しアグレッシブなイメージ。

ただ、綾戸さんのアレンジって原曲とまったく違って
尾崎豊さんの“ I LOVE YOU ”とか
聞き覚えがあるのってほんの1小節くらい。
歌声が素晴らしい分だけ
「あぁっ、この曲をこの声でもっとちゃんと聴きたいっ!」
ってじれったい気持ちになってしまう。
それこそが綾戸さんの特色なのかもしれないけど、
うぅむ、その良さが分かるには
まだまだお子ちゃまなのかもしれませぬ。

それでもやっぱり素敵なライブでしたよ。
日頃の疲れも飛んじゃう感じ。
トークのほうが多かったのでは?って印象だけど
どちらも楽しかったのでそれもまた良し、です。

ライブ後は九州料理が食べられる居酒屋へ行き
辛子蓮根を頬張りつつ
「うむ、生歌ってよいのぉ」と思い返して浸りました。

向井くんとのギャップに若干あたふたしましたけれども
どんな環境でも生の歌声ってよいなぁ、としみじみ思う次第です。
これから先もおそらく一生おうちっこ。ではありますが、
できる限りライブは行こう。などと
らしくないことを芋焼酎呑みつつ誓った、秋の夜でございました。
 
★ Alone Together収録。
ジュディ・ガーランドさんのCD。

 

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