秋だから栗ご飯。
秋に1度は栗ご飯を作ります。
昔は作る気なんぞ無かったのです。
「栗ご飯用」として売られている
味付けられた栗は好みではないし、
生栗の皮をむくなんて手間が無茶苦茶かかること、
怖ろしくってできないわい!
なんで作るようになったかとゆうと、
数年前にダンナ(仮)が
甘栗との区別が出来ずに
生栗を買っちゃって
「せっかく栗食べようと思ったのに…」
ってヘコんでるのが不憫だったんです。
仕方ないから作ってみたら、
いやーうまいんだなーこれが。
ほとんど味付けしないシンプルな栗ご飯、
1度食すと忘れられない秋の味覚。
塩と酒少々のみ。
そんな訳で毎年作るのですが、
皮をむくのが大変ったらありゃしないのよ!
我が家にある料理本には
皮をむいて、
水にさらして、
茹でる。
なんて書いてありますけども
そんな簡単にむけるかっつーんだ。
1kg近くを一気に栗ご飯にしようとするのも
問題があるのかもしれない、
けど午後1時から始めて
遅めの夕食にギリギリ間に合うくらいなんだよーう。
一気に食べるわけぢゃない。
だから毎年1度が限度。 …だったんだけど。
バカ正直に料理本どおりに作ってたのですが、
ネットで調べてみたら
熱湯にひたして皮をやわらかくしてからむく、とか
皮付きのまま茹でてからむく、とか、
なんか、もっと簡単なむき方、色々ある。
これまで硬いまま、せっせとむいてた私の苦労は?!
しかし知ってしまえばこっちのもんだ。
簡単にむけて、
しかも美味しそうな、
「栗を焼く」という方法をやってやろうじゃないか!
皮付きのままオーブントースターに栗を並べて15分。
焼けたら軍手して手でむけば
ペリっときれいに…
…んーと。
「超簡単にむけてビックリ!」
なんていっぱい書かれてたんですが、
あのー、えーと、
ほんと?
いや確かにできます上手くいけば。
だけど皮に実がけっこうくっついちゃったりして
「超簡単」ってほどでは無い、
けど皆さんできてるみたいだし、
でもできないし、
えーーーん。
たかが栗むきで半泣きになりつつ
ダンナ(仮)に協力を要請し、
栗1kgすべて焼いてむいてやった。
うちのオーブントースターでは
火力が弱かったようなので
コンロ+焼き網を使用に変更。
皮が真っ黒になるくらい焼けば
最初に思ったよりは楽にむけたのですが
それでもやっぱり「超簡単」とは最後まで思えなかったのです。
茹でるより実が崩れやすいし、
この方法はイマイチかな…
と思いながら作った焼き栗ご飯。
すっっげー美味しい。
色はよくないが香ばしくって
茹で栗とはまた違う美味しさなんだこれが!
なんにも味付けしなくても美味しい、
ああ秋の恵みって素晴らしい。
来年からは栗ご飯は年2回になるのだろうか、
でも調べている途中で見つけた
栗の渋皮煮ワイン味っつーのも
これまた美味しそうじゃないか。
どうしたって手間はかかるのに、栗には魔力を感じます。
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