カテゴリー「 たまにはおでかけ。」の12件の記事

2011年2月24日 (木)

お散歩中の不思議な光景。

かなり前の話なんですが、
お散歩をしてたんです。

所用で出かけた普段あんまり行かない場所で、
時間が余ったもんだから路地に入り込みくねくねと。

そういう時のお散歩、楽しい。
洒落た造りのおうちを眺めたり
思いがけないところにお店があったり、
気づくとがしがし歩いちゃってます。
 
てくてく歩いているうちに
小さな公園を見つけました。
植物がいっぱいがあってなかなか気持ちよい雰囲気。
木々の間を通る道を進んでいくと
前方に小さな広場が見えてきました。

ベンチには座ってる人が1人…

…あれ、なんか、肩に乗って…
 
 
猫。 

ねこだ!
 
猫さんが1匹、
学生さんっぽい若い男性の肩の上にいる。
 
そんでもって、なんかもう、
すっっごいの、甘えまくって!!

右の肩から左の肩へ何度も移動し、
その間ずっと男性のお顔にすりすりと擦り寄り
甘えてるの。

思わず「うわあ、かっっわいいいい」
と声に出してしまったわけですが、
ぶつぶつ言ってる不審な女が
傍を通り過ぎてるというのに
猫さんはまったく意に介さず、

甘えられてる人はというと何となく口元がニヤけてて
アテレコするなら

「まったくやめろよ、人が見てるだろおお」

とでも言うような、

なんつーかもう、
カップルがイチャついてるようにしか見えませんでした。
 
あとから考えてみても
なんだか不思議な光景で、

そもそもあの人の飼い猫さんなんだろうか?
外飼いの猫さんが飼い主さんと外で会ったのか、
しかしそれならあれほどイチャつくもんだろうか、
かと言ってリードをつけてたわけじゃないから
家猫さんのお散歩でもなかろう、
野良さんと仲良くなったにしてもあまりに仲良すぎだし…
 
なんて色々考えてしまったのは
うちのつかず離れずクールな猫さんなら
決して考えられない光景だったからなのです。

Run_a

 
 
 「イチャつく」ってなんにゃ。

 
デカいしね、そもそも肩なんてムリだしね、
背中には乗るけど
私の頭を前足で頭踏みつけたりするしね、
つかず離れずな性格であまり激しく甘えないしね。
 
も少し、すりすりしてくれてもいいのよ、るん君? 
  
…でもちょっと留守にすると甘えてくるのよね、君は。

Run_b

 
 …知らんにゃ。
 
素直じゃないのがうちの子のいいところなんです。

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2009年9月 8日 (火)

秋でもやはり。

どうもご無沙汰しておりますっ!
例年通り9月に突入しても
EZOわずらいが続いておりますっ!
 
夏が恋しくはありますが秋は秋で楽しもうと、
お天気のよい日に公園で
のほほんとして参りました。

気持ちいいし食べもの美味しいし、

秋も素敵な季節だよなあと思いつつも

朝日じゃないけど。

 
 

あー
EZOの朝日みたいー。
とか、ふとした瞬間にEZOわずらってます。
 
だからつい、

今年は会場で売ってなかった
スミノフアイスなんか呑んじゃったりしてね。

美味美味。
 
 
 
期間限定200円だった
 
ビッグマックも一緒にね。

 
夏でも秋でもするこた同じ。

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2009年7月20日 (月)

えべつやきもの市。

この頃、陶器の食器にとっても興味が湧いてます。
手で作られた、1つ1つが微妙にちがう味のあるもの。
お店にあればしげしげ眺めたり
ビアカップを購入したりしてました。

陶芸家さんの作品をもっと見てみたい、と思っていたら
一気にいっぱい見られて買える、
そんな楽しげなイベントがあると聞き
行って来ました、えべつやきもの市
 
出店数は約350店!
2日間で来場者数約10万人!!
道外から出店されている方もいる、
賑やかなイベントなのです。

2日とも行ってすべてのお店を見てきました!
こんなにいっぱい陶器を見たのは初めてで、
実に面白かったです。
 
屋台もたくさんあったことだし
…ってそれがメインじゃないですわよ、と主張しつつも、
トンデンファームのベーコンは旨いよー。

周囲はごく普通の住宅街。
席が見つからなかった人が
普通のおうちの前に座り込んで
食べたり飲んだり買った品物を見せ合いっこしたり、
どことなくゆる~い雰囲気の素敵イベントでありました。
 
 
購入したものはすべてカップ。
自作の手織りコースターを敷いて喜んでおります。
 
やきもの市で買ったもの その1マトリョーシカさんも欲しかった。

水戸美鈴さんのコーヒーカップ。
個展を見て、かわいーなーと覚えてました。
やきもの市でめでたくゲット。
 
 
その2まるみがかわいい。

  

田村健さんのフリーカップ。
コーヒーカップとして使ってます。
まあるいカップでコーヒー飲むの、
なんかほっこりして良いです。
 
 
その3模様も楽しい。

  

しらおい窯のビアカップ。
口をつける部分がつるんとしていて、
やわらかい口当たり。

しらおい窯の作品ははしもと陶芸にあります。
 
杉田真紀さんの冷酒セットもとっても欲しかったんだけど、
2日目に買おうと思ったら売れてしまってた。
やきもの市では欲しいものは
即、買わなければならぬようです。

 
それから、やきもの市以前に買ったヱビスが似合う。

  

橋本忍さんのビアカップ。
後ろになんかいる。
下のほうが少し細くて手にしっくりなじみます。
 
どれもちょっとザラッとした手触りがたまらん。

良い器で頂くと
ぜんっっぜん味がちがうのね!
ビールもコーヒーもまろやかで美味。
どちらもぜんぜん足りないわ。
 
水戸さんと杉田さんは橋本さんのお弟子さん、
ということは知っていた。
しかし田村さんの器を橋本さんのお店で
取り扱っているのは知らなかった。
そんでもってはしもと陶芸が
橋本さんのご実家というのには本気でびっくらこきました。

そういえばビアカップを買った時、
「呑みすぎないでくださいねー」と同じ言葉をかけてもらったっけ・・・。

 
とっても満足しているのですが、

しかし困ったことにですね、

今まで使っていた食器が
ショボく見えるったらありゃしないのです。
 
お皿も茶碗も揃えたら
ご飯が美味しいだろうなあ。

おみやげにゃいの?   

  


 
 
 ぼくのお皿も?
 
…あげません!
 

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2009年5月30日 (土)

ママチャリサイクリング。

先週、7月上旬並みのお天気の日があったのですよ。

最高気温28.4℃(さっぽろお天気ネットによる)。

冬が長いここ北国でそんな日に
外出しないわけには参りませぬ。
行ってきましたママチャリでゴー。

走りながら撮影。   
大きな公園の一部。

天気はよくて風は涼しくて
自転車がホントに気持ちいい。
 
チャリチャリ走って隣の市まで。

特に目的も無く色んなところに行ってみました。
 
初めて行った図書館では
2階の図書室の床が歩くとボコッて音がして
「床、抜ける!!」と非常にビビッた。
 
昔ながらの屋外バッティングセンターでは
空振りかファールしかできないにも関わらず
「駄目だ、こんなんじゃアニキを帰せん!」
となぜか5番の気持ちになってみた。
 
色んなスーパーに立ち寄ったり
鯛焼き片手にチャリで走ったり
牧場(を持つ学校が近くにあるんだ)風景を眺めつつ

うわあ北海道っぽーい。と

よく考えたら当ったり前の感想を呟いたり、
とても挙動不審な2人連れだったと思いますが
本人たちは非常に楽しかったです。

森林公園。

緑に囲まれているのが
この街の気に入ってる
ところの1つ。
 
そして、この日唯一の目的を果たすため
前述の大きな公園へ。
しかしそこに行くにはかなりの坂道。

日頃運動不足なうえに
いいだけ走った後の上り坂は辛かったですが

目的のためにすっげえ頑張りました。 
 
目的すなわち、
 
戸外でビール。

ちょっとフンパツ。
タワーが3つ。
 
後方のタワーは
遠足で行った方も多いであろう有名なところなのですが
1番上までは登れない、なんかもったいないところ。
 
前方のタワー2つは
きちんと最後まで空けましてよ。運動後だし激ウマでした。
 
いやホントにビール日和でしてね、

思い返せばこの前日、
大通公園でワインガーデンをやっており
自分が摘んだぶどうでできたワインを見つけて

そりゃあ素通りできんわなあ、
って呑んだんだった。ウマかった。
 
北国の短い夏には、
野外で呑む酒がよく似合います。
 

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2008年10月19日 (日)

秋だからぶどう摘み。

「おうちっこ。」というブログタイトルについて
ご意見を賜りまして
とっても感謝しております。

「おうちっこ。」という言葉は
私のライフスタイルを表しておりますし、
多少タイトルとブログの内容に食い違いがございましても
「なんでも来いだZE!おうちっこ」(kamikiさん)
の精神でこのまま突き進む決意を改めていたしました。

今後ともなにとぞよろしくお願い申し上げます。
 
てな訳でまたもお出かけネタだぜ。

秋らしく、ぶどう狩りに行って参りましたの。
 
秋の味覚ツアー食べ放題付き、とかではなく
農家の方のお手伝いでワインの原料を摘みました。

北海道のとある場所、
けっこうな山の上にあるぶどう畑。
賃貸マンションの一室とは別世界であります。
山の空気はすばらしい。

山の緑がとっても気持ちよかった。
 
摘んだのはデラウェアよりは大きく
巨峰よりは小さい、黒いぶどう。
ほとんどワイン用に使われて
ぶどうのまま市場に出回ることはあまり無いらしい。

いくら食べてもいいですよ、
とのお許しを頂いたので
ちょこちょこつまみながら摘みました。
ぶどうというよりラズベリーやブルーベリーみたいで
ほんのり甘酸っぱくてかなり好き。

ぶどう棚は私の背くらいでした。つまり高くない。
葉がわっさわっさと生えていて
なかなかすんなり摘めません。

背伸びして上から取ったり
潜り込んで中腰で取ったり。
 
コロボックル気分。

潜り込んでしゃがんで撮った図
 
初めはばんばん取っていたのに、
これはまだ熟してないのでは?
と悩みだすとなかなか取れない。

だって熟してないと美味しいワインができないのだもの。
美味しいお酒のために!と思うと
慎重にならざるを得ませんわ。
 
美味。

収穫。
これがワインになるのだ。
 
ちょっと憧れてる果樹園暮らし、
気分を味わわせて頂きました。

最も楽な作業であるのは承知しておりますが!

けれど単調な作業もあまり飽きず、
狩猟民族か農耕民族かといえば
私の祖先はきっと後者。
 
摘んだ後はバーベキューと生ビールを楽しんで、
おみやげに1人1本ワインを頂いて帰りました。
ホントにお手伝いになったのかなー、
遊んできた気分だけどなー。

収穫したものとは違う品種のワインだったけど、
すっきり爽やかでするっと1本飲んじゃった。
 
この日のぶどうでワインが造られる、と思うと
ささやかながらお酒造りに関わった気持ちで
出来上がりが今から楽しみでしょーがない。

出来たらすぐさま、注文しよっと。
 

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2008年9月24日 (水)

円山のほう。

日本一有名なところではないが、
お天気のいい日に動物園に行ってまいりました。

やっぱ長いっすね、首。



ども、キリンっす。
 
 

 

いらっさいませ。

えらい近寄ってきたですよこの子。
間近で見るキリンさんはわりとおバカちゃん顔。
 
 
この日はけっこう暑くって、みなさん暑そうでした。
 
北海道ならでは?
 
あぢー。

羊さんとはふれあえます。

毛は意外と固いです。
 ほとんど動かんかった。

 
もっとあぢー。

しろくまさんとはふれあえません。
 

行ったのはお昼ごろ。

ちょうどみなさんのお食事時に当たっていました。
 
でかいでかい口でかい。
ごはんー。もっとー。

カバさんのお食事っぷりは実にソウルフル。 
 
お子ちゃまに大人気。

ごはんなの、ごはんなの。

エゾリスさんのお食事風景はとてもかわいい。
 
お子ちゃまの声にビビったもよう。
 
にげるの、にげるの。

北海道の動物園にしかいないのかな?

ふつうのリスよりずいぶん大きいです。
 
 
ガラス越しでもど迫力。
 
食う!わし!食う!

わ、 わいるどですね。

後ろにいるのはまだ仔ライオン、ですが
だいぶ大きくなってました。
猫科は仕草がまるっきり猫でたまらんです。
 
百獣の王もいればとびきりかわゆいやつもいる。

この角度?この角度?

かわいい?
ね、ぼく、かわいい?


なんすかそのカメラ目線。

レッサーパンダくんは絶対自分のかわゆさを知っている。
 
 
 
でも、
 
仕草はほぼわんこ。
オオカミA
あいつ絶対
チャックあるよなー。

オオカミB
なー。


だまされません。
 
オオカミさんたちは野山を模した
素敵なところで暮らしてらっしゃいます。
 
同じ建物にはエゾシカさんがいらっしゃいます。
 
バンビー、こっち来てよーう。
 
うちの子、かわいいでしょ。

バンビは8/30に生まれたばっかり。
元気に動き回るのでうまく撮れません。
  
しゃべれるんでしょほんとは。
また、いらっしゃいね。

この前まで「鹿男あをによし」読んでました。

近寄って来たから
なんかしゃべると思ってドキドキしました。
  
 
ひさーしぶりに行ったのですけど
予想外に楽しかったです、円山動物園。

お食事を説明しながら見せてくれたり
どうぶつさん達も遊べる環境にいたり、
前よりぐっと雰囲気が良くなっていました。
やっぱ日本一有名な動物園から
色々影響受けてるのでしょうか。
 
エゾシカさんに見送られておうちへ帰りましたら

灰色ミニライオンが昼寝してらっしゃいました。
 
いちばんのんき。
 
ふわああ、ねむいにゃ。

ふれあいを強要したら
嫌がられてしまいましたけども。 

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2008年5月 8日 (木)

春のおでかけ。

梅で有名な某公園に行って参りましたのです。

平日だからガラガラであろう、
と思っていたら混みこみでびっくりさ。

どうやら同じことを考えた人がたくさんいたらしい。

アップでひとつ。

 
 
白梅はほとんど
散っていましたが
紅梅は美しゅうございました。
 
  
  
移動手段はもちろんママチャリ。
しかし我が家から公園までは
決して近くはございません。

せっせとこいで最初に見えた公園入り口に突入してみたら、
梅林まではチャリで行けないでやんの。

無闇と広いこの公園、入り口が数ヶ所あります。
辿り着いた入り口は梅林からは遠く、
どうにか公園の中を突っ切れないかなーと
走り回ったがムダであった。

余計にぐるりと回ってしまって日頃の運動不足解消。

お天気はよいし風は気持ちいいし、
梅はこのようにきれいだし。
これぞ春。

 
紅梅の下で頂くビールは
たいへん美味でありました。
 
 
 
  

桜は見に行かなかったので今年初のお花見。
帰ってからもしばらくは頭の中が梅色です。

心残りはただひとつ、

購入した焼そばを半分ほど食したところで
地面にひっくり返してしまったことです。
 
結局いつだって色気より食い気。
  

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2008年5月 7日 (水)

梅見。

梅見。

自由業(自称)の特権、GW後の花見と昼ビール。

でもすごく混んでるよ!

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2008年1月12日 (土)

ある厄払いの風景。

先日、初詣に行って参りました。

歩いて10分弱の地元の神社、
だけどその神社に
初詣に行ったのは初めて、という罰当たり。
三箇日過ぎてたし
人もちらほらではありましたが
清々しくて気持ちよかった。
心洗われる気持ちになって、
やはり神社とは神聖な場所、
けっして夏祭りに焼そば食べに行くところではない、
と少々反省したのであります。
 
でも夏祭り以外でその神社に行ったこと、
1度だけあったのでした。
 
数年前(正確に何年前かは伏す)の厄年の時
厄払いを受けに行ったのです。

はじめは全然、行く気なかったのですが
母に「行け行け」と言われまして。

その前の厄年の時、
わたくしちょいと事故に合いましたので
(その後の問題は一切ないが)
なんとなくイヤだったのでしょう。
あまりに何度も言われるので
まあそれで安心するならいいか、
と行くことにしたのであります。

そんな経緯だったので時すでに4月くらい。
非常に軽い心持ちで自転車乗ってでかけました。
 
行ってみるとちょっと待ち時間があって
控え室のようなとこで待機です。

私のほかにも何組か、
お払いを受ける人々。

何組か。
何人かじゃなく、何組か。

若いお父さんとお母さん、
そして抱っこされた
とっても小さくてかわいい赤ちゃん。

あー、あれだ。生誕1ヶ月を感謝して
神様に報告するというお宮参り。
 
1人で来てんの、私だけぢゃん。

わっかいなー
おとーさんもおかーさんも
明らかに私より若いなー。
中にはおばあちゃんまで一緒のご家族もいて
なんとゆーか、 
 
ぽっっつーん。
 
アウェー。超アウェー

んーと。寂しくなんかないよ、
寂しくなんかな… い…。
 
お払いが始まって
普段はお賽銭箱越しに見ているだけの場所に入りました。
ほかのご家族は記念写真を撮ったりしてるけど、寂しくなんかないってば。

じきに神主さんがお出ましになり、
何やら唱えていらっしゃる。
そして自分の番になったら神主さんの前に行くのです。

人がいっぱいいる時なら違うかもしれないけど
何せその時ほんの数組。

神主さんが独特の節で
「**(名前です)~ 厄~どし~の~ 災いを~」(うろ覚え)
と祝詞を唱えて下さる。

よく通る素敵な声で私の年齢を
皆さまに知らしめて下さっちゃってる。

この時期に厄払いって
なんかよっぽど大変なことでもあった?とか
思われてんじゃないかなんて
余計なことも頭をよぎる。

赤ちゃんがいらっしゃるので
ゆっくりゆっくり歩く皆さんを
えらい勢いでぶっちぎって
頂いたお札を自転車のカゴに突っ込んで
猛スピードで帰りました。
 
おかげ様でその1年、
事故も病気もなく健やかに過ごさせて頂きましたが

厄年で厄払いどっしよっかなーと思っている方、
悪いことは申しません。
多少混みこみであっても早いとこ行ったほうがよいですよ。

忘れがたい思い出にはなりますが。
 

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2007年5月 6日 (日)

ママチャリ賛美。

気付けば黄金週間も
今日で終わりじゃありませんか。

きっちりカレンダー通りの3+4連休、
何をしてたかと申しますと
勿論おうちにおりまして、
人混みを恐れるあまり街の中心部にすら行かず
半径2kmの円の中を
ママチャリでくるくる回ってました。

そう、ようやく自転車の季節なんですよっ。

降り積もった雪の上を
自転車で疾走する強者もいらっしゃいますが
今にも滑りそうで見てるだけで怖い。
私は大人しく雪が溶けるのを
待ち続けていたのであります。

でも乗れるようになってもね、寒いの。
歩く人々のコートが春物になっても
私は真冬のジャケットにマフラー手袋完全装備。
冷たい風を浴びながら
自転車漕ぎまくってたのですが

ここに来てようやく春が来ました。
 
手袋しなくても平気!

トレーナーだけでも(昼間なら)平気!

ビバ春。ブラボー春!
 
そんなわけで連休中は自転車満喫しておりました。

私が乗るのはあくまでママチャリ。
本格的なかっこのよろしい自転車も憧れますが
値段も張るし、スカート履いてると乗れないし
たいていの場合カゴがない。

カゴがないと出かけた先で
あらティッシュがお安いわ! とか
まあビール6本パックでこのお値段!とか
嬉しい発見があっても
持ち帰れなくなってしまう。

別売りのカゴつけるって手もありますが
かっこよさ半減しちゃうしならいっそ最初からママチャリ。

楽さを考えれば電動自転車も惹かれますが
なんかズルい気がしてしまうからやっぱりママチャリ。

そしてダンナ(仮)もほぼ同じ理由で
(スカート以外ですな)ママチャリ愛用。
片道40分圏内ならママチャリ2台で突っ走ります。

おかげでお気に入りなのに
冬には行けないお店が何件か存在します。
タクシー使えばいいんだけどさ
習慣がないからぜーたくな気がしてさ。

先日も8ヶ月ぶりくらいに
そんなお店のひとつに行って参りました。

美味しいお蕎麦を頂いて満足しきった帰り道。
わりと急な下り坂があり
私の先にダンナ(仮)が
けっこうなスピードで下って行きました。
私も下って平坦になった道を並んだ時に
ダンナ(仮)が呟きました。
 
「いやー今ブレーキ効かなくて焦ったー」
 
なんかこいつ今すっげー危険なことを
さらっと言った気がするぞ。

 
「最近左のブレーキ全く効かなくってさー、

右もなんか緩いんだよねー。

ブレーキかけてるのにペダルこげちゃうんだよねー」
 
危険!きーけーんっ!!

つーか最近ってなんだ最近って。

そんな状態のチャリに乗るなああっ!
 
直せ今すぐ直せ、
このまま自転車屋さんに直行しよう、と言う私に
しぶるダンナ(仮)。
確かにそのチャリはだいぶ古い。
直すより買ったほうがむしろ経済的。
買い物するなら十分比較検討してから、
というポリシーを持つダンナ(仮)に
なんとかしないうちはチャリ禁止!と言い放ち
危険きわまりないそのチャリは家に置いて
自転車屋さんへ急行いたしました。
 
行ってみたらわりといいものが
安売りされているのを発見。

自転車一筋40年(見た目)のおじさまが
「もうこの値段では出せないよー」
「安すぎてメーカーに怒られてるんだー」
とかおっしゃってるのも後押しして即決です。

しぶっていたダンナ(仮)も
「おぉ、ちゃんとブレーキが効く!」
と喜んでおります。 喜ぶなそんなもん。
切り替えもついてさらに快適。
 
私どもにとっては
真剣に足代わりのママチャリ。
競技用までいかなくてもやはりある程度
しっかりしたものを買わなくては、と再確認した次第です。

そんなこんなで連休中、
最も高い買い物はママチャリ1台。

安上がりに済むのがなんたってよいところです。
しかし「車買うより安いよねー」つって
無駄使いするクセが抜けないのが
チャリ生活唯一の落とし穴。

…それはチャリのせいではないって気もしないことはないです。
 

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